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山象流コラム/これからのダンスパーティを考える
相手探し について 考える
更新
2003/04/29
 

このコーナーは完結していないので、あとで少し軌道修正することになると思います。 それと、あまりに文章がギコチナイので「修正ヲ要スル」扱い。 下書きだと思ってください。

 
 ■ 相手探しにおける 男女の違い

地方都市においては、ダンサーの数は有限である。

ダンス歴3年の女性が練習相手を探す場合、ダンス歴3年以上の男性を捜すのが望ましい。 なぜなら、男性の方が上達が遅いからである。 一般に「男性は女性の3倍、時間が掛かる」と言われている。

限られた人数の中で女性がリーダーを探すということは、すなわち「女性が習い始める以前から踊ってる男性を探す」 ということを意味する。(ことが多い)

なぜなら、時間が万人に平等に流れている以上、自分よりダンス歴の長い男性が突如として出現することは物理的に不可能 だからである。(きわめて若く、運動神経抜群で、しかも練習熱心な男性がいるかもしれないので、そういう人を狙うことは可能ではある) もし、目の前に、突如として上手でダンス歴の長い男性が姿をあらわしたとすれば、何年もダンスを休んでいた男性か、県外からの転入者である。

「女性がダンスを始めた時点で、探しているリーダーはどこかで元気に踊っている」ということである。


一方、男性が練習相手を捜す場合は、事情が変わってくる。
男性は、女性のダンス歴に拘る必要性など、ほとんど無い。 理由は女性の方が上達が早いからである。

普段のレッスンにおいて、女性の足形を覚え、先生とのボディの動きの違いを把握できるように 練習していれば、先生と練習相手の女生徒の、ボディ感覚の違いを伝えるようになってくるはずである。

ただし、一旦カップルを組んでも、すぐに女性に追い抜かれる可能性は否定できない。 痛し痒し。

 
 ■ 男女の違い による影響

地方都市において、「ダンサーの数は有限」という前提で考えた場合、どういうことになるか?

男性ダンサーの数が無限に存在する都会(東京など)において、リーダを探すには 「カップル解消して、一人でいる男性を探すのが手っ取り早い」ということになる。

ところが、競技会に出ているカップルの数が限られている(競技会に出てないカップルはもっと少ない)、 地方都市においては、「カップル解消」そのものが発生しにくいはずである。

カップル解消があるとすれば、最大のパターンは、カップルを組んでいる女性の上達速度がめまぐるしく、 女性がもっと上級な相手に乗り換える時、捨てられた男性を拾うということになるのだろうか(カップルの組み替え)。 あるいは、カップルを組んでいた女性が、ダンスを辞めるとき。。。 「喧嘩別れ」みたいに他人の不幸は期待してはいけません!

「競技に出ていない男性」がいるじゃないか? ということになるのですが、、ダンス経験が長い (それ相応のダンステクニックを持っている)男性がどれだけいるのか? と言うことになってくる。

現在の男性の立場で言うならば、現在のダンス環境は「レッスン費用を払ってダンステクニックを取得しても、 競技会以外でそれを発揮できる場所など、どこにも存在しない」というのが実態だったりする。 従って、やる気のある男性の中で、目的を持たないまま、何年も競技に出ないでひたすらダンステクニックの 取得に励んでいる人は、極端に少ないだろうという気がする。


一方、相手を探している男性側は? というと、こちらも問題が多い。

「レッスン費用を払ってダンステクニックを取得して、ダンステクニックを取得した女性」は、 パーティやダンスホールには姿を見せないことがほとんど。 これでは、男性側としては手の打ちようがない。

女性がいる教室の発表会やパーティに行けば、上手な女性がいることを確認できる。 が、しかしそれではマズいのである。

多くの競技会では、男性にクラスがつく、男性が背番号をつける。 男性が女性のいる教室のパーティに 出向いてその女性を連れてくる...なんてことをやったら、教室館のトラブルが発生するのは目に見えている。
特に、発表会やメダルテストに何度も出ているフリーの女性は、女性所属の教室に数十万円規模のお金を落として いる(生徒側から見た表現)。 だから、女性の教室のパーティに行って、「この女性、気に入ったのでカップルを組む、 女性を頂いていきます」なんてこと気軽に言えるはずがない。

競技会が、女性に背番号をつける制度であれば、女性側の教室へ行って、女性側の教室の指導に従って、女性の 教室の踊りをすればよい。 今の世界中の競技会の制度を全面改定しない限り、そんなことは出来ない。

結局、女性とあう機会が、滅多にない状態が続く。 そんなダンスが楽しいと思う人なんて、いるだろうか。 こんなことを続けているから、ダンスをやる男性はどんどん減っていく。 悪循環

男性のとっての選択肢は、「競技に出る」か「手を抜いてレッスン量を減らす」かしか存在せず、 「レッスン費用を払ってダンステクニックを取得して、ダンステクニックを取得した男性」がバカをみる、 そんなシステムになってるからである。

 
 ■ 相手探し に 未来はあるのか?

「女性の相手は、女性がダンスを始めた時点ですでに踊っている男性である」 つまり、女性の運命は ダンスを始めた時点で8割方決まっていると言ってよいのかもしれない。 ダンスを始めた時点で、フリーな男性がいなければ、ダンスを何年続けたとしても、相手が見つかる可能性は低い。

もしかしたら、ダンス技術なんて関係なく女性の男性捜しは、「上手な男性を見つけたら即ゲット」なのかもしれない。 「上手になれば相手が見つかる」というのは、相手が無限にいる時の話し。 相手が限られてる状況ではでは通用しない。

さらに、男性陣は、教室間トラブルを避けたいと考えてみる。 だから、ダンス歴の浅い、上達の可能性のある初心者に関心を持つような傾向がある。 (一部には、女性争奪の壮絶な戦いが繰り広げられているようですが。。。)

そうだとしたら、怖い話しである。 コツコツと時間を掛けて、基礎固めをしてる人がバカをみる。 否定出来る人がいたら、是非とも否定して欲しいものである。


一方、男性側もまた、大変である。 「ダンステクニックを持った女性は教室外へは出てこない」。そして、下手にそういう女性とカップルを組もうとすると 教室間のトラブルに巻き込まれる可能性もあるからである。

教室間のトラブルを避けるためには、ダンス歴の浅い、上達の可能性のある若い初心者を誘った方がリスクが 少ないからである。 「ダンステクニックを持った女性は教室外へは出てこない」のだから、この状況に 一層拍車が掛かる。


ダンスの本来の姿としては、何年も掛けて、基礎をしっかり覚えてから、カップルを組むのが望ましいはずである。 それがダンス上達の近道だろうという気がする。

しかし、現状では「マジメにやってるヤツがバカを見る」。そんなシステムが形成されているような気がする。 どこかがおかしい。

これでは、マジメにダンスをやる生徒がどんどん減っていくのは、当然という気がする。 そして、生徒が減るから、発表会のレベルを下げる。発表会の数を増やす。 そして生徒一人あたりの負担を増やす。 そして、生徒(特に女性徒)が逃げないようにする。

ダンスを習う生徒の脳裏に、このような予感が出てきたならば、相手探しに未来はあり得ない。 やる気のある生徒が、どんどん減っていくからである。

では、なぜ、こんなことになったのか?

ダンサーの数が(実質的に)無限に存在する、都会と同じ考え方をし、都会と同じシステムを採ってることが 最大の理由のように思う。

ダンスが楽しいのは、それ相応の人数が集まるから。(競技会にしても、数組だけじゃ面白くないはず) その人数は20人か30人か。 (高齢者は別として)それだけの人数が集まらない状況で、貴重なダンス仲間の集団を、どんどん細分化して いけば、その先にはなにがあるのだろうか?


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