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山象流コラム/これからのダンスパーティを考える
ダンスパーティの存在価値
更新
2003/04/28
 

このコーナーは完結していないので、あとで少し軌道修正することになると思います。 それと、あまりに文章がギコチナイので「修正ヲ要スル」扱い。 下書きだと思ってください。

 
 ■ ダンスパーティの存在価値

              競技会で踊る
               ↑ ↓
         機会があれば↑ ↓カップル解消
          競技を狙う↑ ↓引退時・
               ↑ ↓相手探しの拠点
      上手になった   ↑ ↓
 発表会  ら発表会 −−−−−−−−−−−−−−       健康や社交
 メダル ←←←←← | 技術的な興味を開拓する |→→→→→ を主目的に
 で先生       |    方向へ進歩した   |相互交流  楽しく踊る
 と踊る →→→→→ |   ダンスパーティ   |←←←←→ 人たち
     メダル受講者−−−−−−−−−−−−−−    
     は模範になる   ↑   ↑
                      ↑    |難しい足形より、パーティに参加できて
       若い人も入りやすい  |上手に踊れるよう、基礎を覚える。
                   |
                   サークル(団体レッスン)で、ダンスを習う層

上の図は、前回の「最悪パターン」の構図のド真ん中、つまり「魔のトライアングル」にあたる「▲」 の部分に、「ダンスパーティ」をいう項目を追加したものです。

これだけで、ずいぶんと雰囲気が変わります。

でも、「技術的な興味を買いたくする方向に進歩したダンスパーティ」というものが、今の日本で、果たして 成立するかどうか? これが最大の疑問だと言える。

ここで、一番最初に引用した本を、もう一度ひっぱり出してみる。 今から34年前、1969年に書かれた本だったりする。

 英国のボールルームダンスは、自分自身が会衆にまじって共に踊り楽しむ意味では「ソーシァ ル・ダンス」即ち社交ダンスではありますが、然し社交が第一の目的ではなく、ステップの技術的 な興味を開拓する方向へ進歩して行ったために、多分にスポーツとしての性格を帯びて来ています。 これは英国ではボールルーム・ダンス競技会が早くから発達して強い影響をもたらしたものです。

今の日本の社交ダンスは、「競技会の影響を強く受けている」というのはこの本と同じ。
「ステップの技術的な興味を開拓する方向」というのは、社交ダンスのレッスンそのもの。
根本的に欠けているのは、「自分自身が会衆にまじって共に踊り楽しむ」という部分。

今の日本の地方の現状(平均年齢層)では、若い人たちは「社交目的のダンス」なんて、できっこない。 若者向けサークルを作ったとしても、サークルから外にでれば、同年代の人は非常に少ない。これが現状。 だから、若い人たちにとっての社交ダンスが生き延びるのは、「ステップの技術的な興味を開拓する方向」 以外にありえない。

ともかく、社交ダンスを若い人に残すなら、「ステップの技術的な興味を開拓する方向」のダンスを ピラミッドの底辺層に普及させる必要がある。 最悪パターンで紹介した、ど真ん中に 「▲(魔のトライアングル)」が存在する状態では、「(学生ダンスを含めた)若い人へのダンスの普及」 を呼びかけてたとしても、それが成功する可能性は低いと思われる。

逆に、「ステップの技術的な興味を開拓する方向」が、底辺層に根付いてくれば、将来性も見えてくるはず。 そして、将来性が見え、底辺層が増えてくれば、今まで習ってきた人たちのダンスの価値も向上する。

ダンスが廃れてしまえば、手持ちの「今まで習ったダンス技術」という「株」が、暴落して価値の無いモノになってしまう。 逆に、ダンス人気が出て来れば、貴重な価値を持つ(たくさんの人から尊敬される)ようになる。 この差は大きいはずである。

若い層の人たちにダンスを広めることにより、「自分がいままで習ってきたダンス技術の価値」が上がっていく。 「今まで習ったダンス技術」という「株」を持ってる人全員で、「技術的な興味を買いたくする方向に進歩したダンスパーティ」 を作って、みんなで「利益」を出してみませんか?


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