|
このブログは、新しい投稿が上に来る関係で、読む順番が逆になってきます。
最初の投稿から読んで欲しいので、全部読むときは、カテゴリーごとの表示機能で、読んでください。
http://dance.midokoro.com/danceblog/cat20/←こちらから読んでね
-*-
P68
♪知っておこう、ナチュラル(右回り)とリバース(左回り)
残念なことですが、ダンスの踊り方、用語、ステップは”男性中心”に出来ています。
ステップで「ナチュラルターン」といえば右回りで、
「リバースターン」はその逆の左回りです。
が、これは、あくまで、男性側から見たものです。
男性のナチュラルは女性はリバースであるのに、男性側だけの言葉です。
内容を聞いて、女性はその”逆”のことを考えて踊るのです。
これは、根本的に間違いですね。
ナチュラルターンは、男性も女性も前進も後退も、すべて右回転(ネジを締める方向の回転)、
リバースターンは、男性も女性も前進も後退も、すべて左回転(ネジを緩める方向の回転)です。
男性と女性はボディ半分ズレて立つから、二人くっついてまわりやすい方向の回転が「ナチュラル=自然」であって、まわりにくい方向の回転が「リバース」ですね。
たまたま、電動ネジ回しの「リバース」とダンスのリバースターンの回転が同じになってるけど、電動ネジ回しの「フォワード」とダンスの「ナチュラル」とは、根本的に意味が違う。
なんで、間違えたんだろう? とか考えてたら、面白いことに気づいた。
公民館ダンスで最初に習うブルースの足形、SSQQSSQQで、フロアに対して斜めにジグザグに進んでいく。 ブルースのクォーターターンズ。
これは、前半の男性前進・女性後退は右回転(ナチュラル系)であって、後半の男性後退・女性前進は左回転(リバース系)です。 これを繰り返しながら、進んでいきます。
ナチュラル系の外回り(男子)と、リバース系の外回り(女子)では、リバース系の方は難易度が高いんです。 リバース系は相手を自分の右サイドに置いたままで、相手を回り込まなければならないから、ナチュラル系よりも数倍難しいんですね。
ブルースの最初に習う足形、クオーターターンで、男性と女性は、同じ足形で、前進後退を男女交互にやってる思ってる人がいたら大きな間違いです。 男性は平べったい靴で簡単なナチュラル系右回転。 女性は高いヒールを履いて難しいリバース系左回転を踊るわけだから、ブルースの初歩からして、男女の難易度は違ったりする。 公民館ダンスでブルースを踊る女子が回転の時に無理矢理に進もうとしたり、肘が上に上がって姿勢が崩れたりするのは、リバース系の難しさから来ています。
著者の「男性のナチュラルは女性はリバース」という誤解は、ブルースで男女が同じ足型だと勘違いした上で、男性が右回転(前進外回り)・左回転(後退内回り)してるんだから、女性は逆だろ! みたいなところから来た勘違いじゃないかと予想してみたんだけど、実際の処どうなんだろ?
全ダ連のプロ免許が、どれくらいの難易度なのか知らないけど、ともかく、こういう認識でプロ免許試験を合格したり、ダンスの雑誌を出してるはずの「モダン出版」の校正の人たちが、こういう部分でチェックもせずに、本になってるのって、なんか違和感を感じたりする。
誰でも、間違いとか勘違いとかするけど、少なくとも「プロ」の勘違いとは、ちょっと違うような気がする。
ナチュラルターンは、男子も女子も右回転。
男子がナチュラルなら、女子もナチュラル。
わたしは、これがダンスの基礎だと思う。
|