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ダンスの見どころ>ダンスの見どころ・ブログ>送り足アーカイブ
  ダンスの見どころブログ送り足(投稿一覧)

このページは、カテゴリー「送り足」の、すべての投稿です。 過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

2008年09月04日
投稿238 送り足(1)
 2008/09/04(木) 06:40:16  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

ダンスをやっていて、よく聞く言葉に「送り足」という言葉がある。
送り足ってな~んだ! となるのですが、ネット上で検索してみても「送り足とは何か?」を文章で説明(用語解説)しているサイトは存在しないようである。

習ってる先生に、「送り足とは何ですか? 400字以内の文章で答えてください」と聞いてみてください。 わたしが質問されたら、わかりません!といって逃げる(笑)

話しをわかりやすくするために、ウオークの1歩目、男性の左足前進で、考えてみる。
ブルースの1歩目でもいいし、タンゴのウォークの1歩目でもいいし、ワルツの捨て足でもいい。最初の1歩の左足前進するときの送り足って何?

これについて、考えていきましょう。

(1)ダンスにおいて、送り足と言う言葉が使われるのは、どういうときか???

初めてダンスを始めるとき、なにもわからず、先生が「左足前へ」と言われれば、左足を前に出す。
この時、ゴム跳びをするように、よっこらしょ!と左足を持ち上げて、数十センチ前に着地させる。
これを「足で踊る」、もしくは「足形で踊る」という。

そういう、入門の時の踊り方を否定するために、「ダンスってのは、送り足を使って踊るんだぞ!」みたいな感じで、「送り足」という言葉が使われるケースが多いような気がする。

つまり、「足形ダンス(ひたすら難しい足形だけを追求するダンス)を否定したいがために使われる、便利な言葉」が「送り足」だったりする。

(2)送り足って、前足? 後ろ足?

 男性が踊り出すときの一歩目「左足を前進させる」ときの1歩において、
  送り足とは 前足=左足 を指すのでしょうか?
 それとも、
  送り足とは、後ろ足=右足 を指すのでしょうか?

 わかりにくいので、質問を変えた方がいいかもしれない。


 男性が踊り出すときの一歩目「左足を前進させる」ときの1歩において、
  (A)「送り足とは、ボディ全体を使って、左足(前足)を前方に送りだすこと」を言うのでしょうか?
 それとも
  (B)「送り足とは、右足(後ろ足)を使って、ボディ全体を前方に送り出すこと」を言うのでしょうか?

 さて、どっちでしょう?
 間違えたまま、何年もダンスやってると、ヤバイです。

 わからない人、答えに自身のないとは、いますぐ習っている先生に質問してみましょう!!!

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2008年09月06日
投稿239 送り足(2)
 2008/09/06(土) 18:10:54  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

「送り足」をググってみる(googleで検索してみる)と、「送り足」という言葉は、社交ダンスだけでなく、少なくとも、剣道・合気道に存在することがわかる。
これについて書くつもりだったけど、その話は次回にしましょう。

社交ダンスにおいては、サポーティング・フットのことを、「支え足」といい、別の日本語訳として「送り足」ともいうらしい。 確認したところ複数のサイト(いずれもアマチュアのサイト)で、このような表記がある。

-*-

興味深い話しなので、話しを進めます。

人間の足は2本あり、片方の足が「サポーティング・フット」だとすれば、もう片方の足を「ムービング・フット」だと説明してるサイトもあれば、「リーディング・フット」だと説明しているサイトもある。

ブルースでもワルツでもタンゴでも同じですが、スタートの左足前進の1歩においては、左足が「ムービング・フット」あるいは「リーディングフット」であり、右足が「サポーティング・フット」ということになる。

ムービング・フット(moving foot)は、動かす方の足。 move
リーディング・フット(leading foot)は、リードする足。 先行する足、先導する足。
左足前進の1歩なら左足がこれです。

サポーティング・フット(supporting foot)は、サポートする足。サポートとは支援・支持・養うという意味。
(膝サポーターとか、サポートセンターとか、日本語化している言葉です)
左足前進の一歩なら、右足がこれです。

-*-

ここで問題。 サポート(support)という英語には、「送る」という意味はありません。
ではなぜ、「サポーティングフット」の日本語訳が「送り足」なのでしょうか?

日本人の誰かが、サポートという英語を、無理矢理に「送る」という日本語の訳をこじつけた
あるいは、合気道とか剣道で使われている「送り足」という足さばきのことを、ダンスの「サポーティグフット」と結びつけたか、どちらかだと思いますが、どうでしょう?


鎖国していた江戸時代が終わり、明治時代がやってきて、外国との交流が始まった(開国)
この時、ほとんど英語を知らなかったであろう日本人が、「ソシアルダンス」という英語を「社交ダンス」と訳した。
同じ頃「パブリック・ガーデン」という英語を「公園」と訳した。
「公園」という言葉も「社交ダンス」という言葉も、明治に成ってから作られた(訳された)言葉であり、どちらも江戸時代には存在しなかった言葉。
両方ども21世紀の今でも生きています。 この訳を考えた人は、素晴らしいですね。

対して、サポーティングフットを送り足と訳した人は・・・・・なんだかなあ。。不自然すぎる気がする。
調べてないけど、「送り足」という言葉は、江戸時代から存在していたかも。

つづく

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投稿240 送り足(3)
 2008/09/06(土) 19:53:56  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

これを読む前に、送り足(2)を先に読んでください。

(A)右足・左足・前足・後足(みぎあし・ひだりあし・まえあし・うしろあし)
(B)抜き足・差し足・忍び足(ぬきあし・さしあし・しのびあし)
(C)月足・日足・日中足・ローソク足(つきあし・ひあし・にっちゅうあし・ろーそくあし)

日本語は、難しいけれど面白いです。
「足」という言葉を拾ってみました。 それぞれ意味が違います。

(A)の足は、足そのものを指します。英語でいうと「フット」になります。
(B)の足は、足そものを指すではなく、「足さばき」「足運び」、あるいは「足を使うテクニック」、いい変えれば「上手に足を使う技法」ということです。英語で言えば「フットワーク」かな。
(C)の足は・・・・詳しい人にお任せします。

じゃぁ、「送り足」の「足」とは、「足そのもの」のことなのか、「足さばき/足はこび/上手に踊る技法」のことか、どっちなんだということ。
前者ならば、「フット」であり、後者なら「フットワーク」になります。

面白いQ&Aを見つけました。

ダンスQ&A助け合い広場 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/6868/geoboardlog3/235.html
質問: ダンスの指導でサポーティング フットワークとは どのような事ですか教えて下さい
回答: (省略)サポーティングフットとは言いますが、サポーティングフットワークとは言ません。(省略)

このQ&Aにおいては、気がつかなければ、質問した側が素人のように錯覚しちゃいますが、
質問する側は「送り足」を「FOOT」ではなく、「右足を前に送るための高度なフットワーク」だと捉えた上で、「サポーティング・フットワーク」という質問をしたのかもしれません。
そうだとすれば、すごく興味深いものがあります。

わたしは、回答者とは違う考え、というか質問者と似たようなとらえ方をしています。

  送り出す右足をサポーティングフットを「支え足、送り足」と言うのは間違いであり、
  サポーティングフット(支え足)を使ったフットワークのひとつに「送り足」という技法が存在する。

これが、わたしのとらえ方なのですが、果たしてどうでしょうか?

送り足とは「足」? それとも「足運び」?

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2008年09月10日
投稿241 送り足(4)
 2008/09/10(水) 07:47:23  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

「送り足」と言う言葉を調べていくと、この言葉が、日本古来の武術である、合気道や剣道で使われているのがわかる。

日本人なのだから、日本の武道の優れた部分があるならば、それを受け入れればいいと思う。
もしかしたら外国人トッププロは、日本の武道を研究していて、日本の武道の優れた部分を、ダンスに問い入れているかもしれない。 もっとも、外国人トッププロが日本の武道の優れた部分を取り入れていたおしても、それは自分たちの技術であるかのように教えるでしょう。

「やっぱ、外国人ダンサーはすげぇなぁ・・・」とか言いながら、ほれぼれと見とれていたら、日本武道の技を応用したものだった・・・・・なんてマヌケなことにならないように・・・っと。

-*-

合気道と剣道。 個人的には、どっちもやったことがなく、ネットで軽く調べただけなので、深入りする気はないけれど、軽く調べてみるだけでも価値があるように思う。

合気道と剣道。どちらも、相手と向かい合って、相手にスキを見せない。
「巧みな重心移動」を行う。 いい加減な重心移動は相手に対してスキを与えることになる。
キーワードは「足を動かすときの巧みな重心移動」、ダンスと共通する部分があるはずである。

■合気道
 参考:合気道ねっと http://www.aikido.ne.jp/sec01_0203.html
このページの真ん中より少し下に、送り足の説明(Flash画像で動きを見ることが出来る)があります。

送り足・継ぎ足・歩み足 というのが紹介されてます。
送り足は、半身の体勢から前足を先に出し、引き続き後ろ足を進める歩き方・・・らしいですね。

■剣道
 参考:Web剣道 http://www.web-kendo.com/002001/column02.php

 剣道の動きを支える「足さばき」 として、歩み足・送り足・継ぎ足・開き足

 送り足は「移動する方向に対して、近いほうの足を先に動かします。例えば、右に進む時は、右足を先に動かし、その後に左足を右足にひきつけます。」・・・ということらしい。

-*-

詳しいことはわからないので、個人的な想像なのですが、どちらも
  どうやって(どういう重心移動で)、移動する足を動かすか?
ということであり、
  上級者ほど上手に送り足ができる。単に足を動かせばいいというものではない。
ではないかと思ったりする。

どうやって、移動する足を動かすか? ってことをダンスに置き換えれば、
「どうやったら、ムービングフット(リーディングフット)の円滑な移動ができるか?」ということになる。
これがキモであり、その際、背中や腕、ボディ全体、後ろ足、そういうのをどう使うかが、技術になってくるような気がする。

ダンスにおける、「送り足とは、サポーティングフットである」という説明とは、あまりにかけ離れているような気がする。(わたし自身も、これは知らなかった。。。というか聞いてびっくりしたくらい)


合気道の送り足 vs タンゴのウォークの1歩目(足が半分ずれてスタートなので比較しやすい)
剣道の送り足(左右) vs ルンバのクカラッチャ

比較して、共通点とか「根本的に違う点」とかを、調べてみると面白いかもしれない。

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2008年10月07日
投稿249 送り足(5)
 2008/10/07(火) 19:30:23  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

剣道の送り足(okuriasi)が、英語でどういう説明になっているか、検索してみました。

バージニア剣道道場のページ(http://www.kendo.org.vt.edu/glossary.html)をみると、

Okuriashi → Sliding step commonly used in Kendo
と書いてあります。

剣道の送り足=スライディング・ステップ
なるほど、日本語の「送る」は、英語で「すべらせる」になるんだ!
わたしは、日本語よりも、わかりやすいと感じました。

じゃぁ、ここで日本の社交ダンスで「送り足」と呼ばれているものを、
スライディング・ステップという名前で置き換えてみたら、どうでしょう?
「送り足を使って踊ると上達するよ!」というのを、「スライディングステップを使って踊ると上達するよ!」みたいに、会話をすべて置き換える。
むしろ、そのほうが、すっきりするような気がしました。

山象流では、
 送り足=スライディング・ステップ (剣道の英語訳からの流用) 
 支え足=サポーティング・フット
このほうが、すっきりするような気がします。
送り足の「足」は「ステップ」の意味、支え足の足は「フット」の意味。


一方、送り足=サポーティング・フット という記載を見つけました。
http://www.dance-fashion-modesty.co.jp/pitem/68243234
このページの 「5:体重移動」のところですね。

「送り足は英語で、サポーティングフィット。支えることが役目」
と書いてあります。
三輪 嘉広先生の「東大方式 ボールルームダンシング完全上達プログラム」という本です。
(2003年12月1日発行のもので、DVDがついてない方の本です)

-*-

言葉遊びは、このあたりにしておいて、今回の結論


社交ダンスの前進のとき、スライディング・ステップ(前足を、地面すれすれに、すべらせながら、大きく前進しつづける動き)をやってみれば、いいんじゃないか。。。

左足前進において、ずるずるずるぅ・・・っと、ゆっくりと、左足を地面を這わせまがら前にだしていく。
後ろ足(サポーティングフット・右足)全体で、地面を押しつづけることで、左の背中が、自然と持ち上がる。
そうすると、あら不思議、左足が、ずるずるずるっと、前に進んでいく。

この技を、「スライディング・ステップ」(日本語訳、山象流送り足)と命名して、どんどんやっちゃおう・・・みたいな感じ。
武道の送り足の流用が、社交ダンスの送り足と全然違うものだとしたら、勝手に「スライディング・ステップ」と命名して、勝手に踊っていても、まったくもって問題ないはず。
まだ、この動きに名前がついてないのであれば、命名権はわたしにある。

最近、このイメージで踊ってるけど、すごく面白いです。 パーティでもクレームこないし。

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2008年10月08日
投稿250 送り足(6)
 2008/10/08(水) 20:55:10  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

最近、ロクに踊ることも出来ず、ヒマをもてあましてたりする。
仕方がないので、ここで「言葉遊び」をして遊びましょう。

ムービング・フット(Moving Foot)
→動かしている方の足のこと。支え足(サポーティング・フット)の対照語

これって、あってますか?

わたしは、「根本的な部分で、間違っている」と思います。
間違っていると思った理由は
「支え足(体重が乗っているほうの足) = 動いている足(ムービングフット)」
というケースを、全く想定していないからです。


もし、「ムービング・フットが、支え足(サポーティング・フット) 対照語である」という主張をわかりやすく言えば、「支え足(体重をのせているほうの足)を動かすことは、物理的に不可能である」というのと、同じ意味になってしまいます。

はたして、支え足を動かすことは、不可能なのでしょうか?
やってみましょう。

両膝を伸ばして両足を大きく開き、右足に95%の体重を載せ、左足は親指の先っぽだけを地面につけます。
つぎに、体重をのせている右足の足の裏全体を、垂直にもちあげようとします。 このとき左足には極力体重が掛からないようにします。
そうすると、体重を載せている方の右足が動いて、右足にくっつきます。
体重が掛かっていない左足は動きません。

ムービングフットは、体重の95%を載せているサポーティングフットそのものであって、ムービングフットと反対側の足は申し訳程度に指先が地面についてるだけ。

わたし自身、最近、ワルツのライズを、この方法でやってます。

ヒントにしたのは、「古の武術を知れば、動きが変わる、カラダが変わる/甲野善紀」というのDVD付きの本。 この中に「足裏の垂直離陸」というテクニック。

自分よりも重い相手に、体重を掛けて貰って、その相手を少ない力で持ち上げるテクニックかな。
二人分の体重を片足の上にのせてた状態で、その足の裏を垂直に浮かすことを試みる。
そうすると、背中とかボディ全体が、足の裏を浮かす方向に自然に動いちゃう・・・ というのが、垂直離陸のテックニックになるのかな。

これをみたとき、ものすごい感動があった。 と同時に、「なんじゃ、こりゃぁぁぁぁ」と思った。
これって、ワルツのライズに応用できるぞ・・・・ってね。

日本には「柔よく剛を制す」とかいう言葉があるけど、軽い力で相手を動かすというのは、日本の武道のテーマでもあるわけだけど、ダンスにも当てはまるテーマではなかろうか???

最近は、そんな感じでやってます。
ワルツのロアは、「スライディング・ステップ」の応用。
ワルツのライズは、「足裏の垂直離陸=体重を載せている足を動かす」の応用。

見よう見まねで、日本武道の「まねごと」をダンスに取り入れてやってるけど、凄くおもしろい。

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2008年10月15日
投稿251 送り足(7の1)
 2008/10/15(水) 04:45:02  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

BIGLOBE で無料の動画配信をしています。
古いパソコン(Windows98,Meとか)では見られないと思いますが、Windows XP/Vista時代のパソコンなら大丈夫だと思います。

イタリアの ミルコ・ゴッゾーリ&アレッシア・ベティ 選手のDVDなのですが、DVDと同じモノを動画配信していますので、無料で見ることが出来ます。

BIGLOBE動画 チャオ・イターリア/ワルツ
(http://broadband.biglobe.ne.jp/index_program.html?ch=hobby_p&prog=dancechao&movieid=765686)
 ↑ここをクリック↑

この動画に、コメント(というより、山象流の解説)を付けてみたいと思います。
「世界のトッププロの踊りに解説を付ける」なんてのは、前代未聞だと思いますが、やってみましょう。

世界のトッププロの踊りを素人(山象)が解説する。
素人の解説の何処が間違っていて、素人の解説の何処があっているのか?

山象流の解説で「間違ってる」と思われる部分があれば、どんどん指摘してみてください。
やってみましょう!

-*-

この動画(とくに、ナチュラルスピンターン)で、注目すべきなのは2点。
〔1〕足の向き。
   つまり、その時点で足の指先がどちらの方向を向いているか、足をどのタイミングで回転させているか?
〔2〕動かしている足が地面につくタイミング。
   ムービングフットが、地面ギリギリを這うように動いているのか、地面をこすりながら動いているのか?
上記の2点だけに注目して、女子のナチュラルターンの3歩(約6秒)を、見てみて下さい。
DVDだとコマ送りできるのですが、ネットの動画はコマ送りできないので、一旦停止させながら見ると良いと思います。

-*-

その前に・・・・
なぜ、この動画を紹介するのか・・・について説明します。

昔(初心者の頃、というか、ダンスをよく知らない頃)わたしは、「ライズというのは、太ももの内側の筋肉の力を使って、開いた両足を強引に引き寄せるもの」だと思いこんでいた時期があります。
太もものの筋肉が強いヤツが上手なヤツみたいな印象をもってたので、太ももの力で足を寄せる練習をしてたことがあったりする。
「太ももの馬鹿力で、両足を引き寄せるのが、ワルツのライズである!! 太ももに力のないヤツは、ライズで足が揃わずに両足がクロスするはずだ!!」なんて...
・・・・今思えば、よくもまぁ、こんな馬鹿げた練習をやってたものだと思う。

わたしが、そういう考え(踊りに対する先入観)を根本的に変えた(とうか、踊りすべてに対しての考え方を180度変えた)のが、ミルコ・ゴッゾーリ選手の踊りを見てからだったりする。(初めてみたのが、日本インターの放送)。

この選手の踊りに興味がわいてきた。。。というより、この選手は何を参考にしてるんだろう。。。
ということを考えました。
バレエ? 日本の古武術? 整体学?
わたしにはわからないけど、おそらく、3つとも取り入れてるような気がする。

後日、つぎ(7-2)へ、続けます。

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2008年10月16日
投稿252 送り足(7-2)
 2008/10/16(木) 07:58:04  カテゴリー:送り足  投稿者:山象

では、ネット動画(=DVD)に、山象流の解説をいれていましょう。

BIGLOBE動画 チャオ・イターリア/ワルツ
(http://broadband.biglobe.ne.jp/index_program.html?ch=hobby_p&prog=dancechao&movieid=765686)
 ↑ここをクリック↑

ナチュラルターンにおける、女性の足の向き(特に左足)に注目!

まずは、補助足:女性右足後退 これは解説なし。
次の足に注目です。
ナチュラルターンの1歩目(というかカウント1) の 女性左足後退(フットワーク:TH)
誰でも知ってる(知らない人はいない)ナチュラルターンの1歩目です。

この足の向きが、いつ回転するか?
多くの女性は、カウント1の終わり(右足をスイングする際=右足が着地する以前)に、左足を回転させてるかと思います。 言い換えれば、多くの女性は、カウント2(右足着地)で両足で立った時には、左足の回転が終えていて、両足が同じ方向(回転後のおへその方向)を向いているはずです。

ところが、この動画の女性(世界のトッププロ)は、左足は全く回転させていない。
カウント2で、両足を大きく開いたときに、足がどちらを向いているか???といえば、
左足は、まだ回転しないので、回転前の方向を向いたまま。(回転後のおへそと90度違い)
右足は回転後の方向を向いてます(回転後のおへその方向)

つまり、ナチュラルターンで、両足を大きく開いた時点で、左足と右足は、違う方向を向いている。
左足と右足の向いている角度は、90度違ってる。
開脚(バレエのプリエ、2番ポジションですね)して立っている。
別の言い方をするならば、動画の女性は脚の「外旋」を上手に利用して、踊っているということでしょうか。


世界のトッププロが、こういう踊り方をしているのだから、石川県にも、そういう踊り方をマネする女性が一人や二人、居てもおかしくないんじゃないかと思うんだけど。。。。
そんな女性は、一人もいなんじゃないかな。
習ってる先生とふたりでドレスを着てデモを踊るために、ダンスやってる人が多いから。自分の先生と違う踊り方をするひとは、すべて間違った踊りとして扱われる虚しさや。

こんなところで、トッププロの踊りが、ああだこうだ・・・なんていってることが、むなしくなってくる。
最近は「●●先生万歳!」とか言って盛り上がることだけが、ダンスの楽しみになってるご時世だし。
先生うまけりゃ、すべてよし。。。みたいな。 やってられん!

ナチュラルターンで、左足を回転させずに、何処まで動けるか?
左足を回転させないナチュラルターン。。。。この女性のマネをしてみればいいです。

地面を擦る必要もないし、大きな場所も必要としないので、パソコンの前でシャドーしてみると、すぐにわかります。  女性の動きですが、男性がこれをマネしてやってみると、ものすごく面白いと思う。

左足を回転させず固定させて、ナチュラルターンの1歩目~2歩目をやる。
右足を後ろにスイングさせてから、大きく両足を開いて、右足着地するところまで。
上体が右に流れずにピタッと止まれればOK。
脚を開いて右足着地の時、上体が右に流れたり、右足に半分以上の体重が乗ったり、右膝が曲がったりしたらアウト。
両足を開いたところで、左足が回転していないことを確認する。
動画は、さすがトッププロ、綺麗ですね。

-*-

さて、ここで疑問が沸いてくる。
ナチュラルターンの女子1歩目。左足を回転させずに踊ると、どういう利点があるのだろうか??
動画の女性は、利点があるから、左足を回転させずに踊ってるはずである。
じゃあ、左足を回転させた場合に比べて、どういう利点があるんだろうか??

山象流の説明だと、こんなかんじになる。

一番大きな利点は、「左足を回転させない場合、スイング~右足着地の一連の動作が、後ろへの移動
になる」ということ。 左足と右足の中間にバランスが来るように、ボディーが通過するイメージで後退する。 (これを中間バランスと呼んでしまうと、非常に厄介なことになるので注意)

多くの人がやってるような「左足を回転させてから、足を開く場合には、足を開く動きが、横への移動」になるということ。 (左足と右足の中間にボディがある。左右対称なので、誰でもわかる中間バランス)

どっちが、崩れにくいか・・・・ というより、「自分自身で、崩れていないか崩れているかを、チェックしやすいのはどっちか?」というと、前者の方が有利なような気がする。


もう一つの利点としては、踊りが、床の滑り具合に左右されないという点かもしれない。

つまり、氷の上みたいに滑りやすい床でも、アスファルトの上みたいに滑りにくい床でも、同じように踊れるんじゃないか?? ということ。

***続きは明日***

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