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発表会など(競技会も含む)において「踊る人」と「それを見る人」がいた場合、一般的には踊る人のほうが上手である。
昨日書いたとおり、
「上手な人が踊るのを、下手な人が観戦する」のは、ごくごく自然な現象ですが、
「下手な人が踊るのを、上手な人が観戦する」のは、不自然な現象だったりします。
誰でもダンスを始めたときは1年生。 でも、1年後には2年生になり、新しい1年生が入ってくる。
ダンスを始めて6年後には6年生になってるわけで、そのころには後輩がたくさんいなければならない。
ところが、今のダンスの環境は違う。
3年経っても、5年経っても、10年経っても、自分の後輩になるひとがいない。
わたし自身、ダンスを始めてから15年経ってますが、今のようにダンスパーティを主催するようになっても、自分が一番下っ端。いわゆる下働き(野球部でいえば、球拾い 兼 便所掃除要因みたいなもの)だったりする。
今の団塊世代の人が、ダンス初めて15年たてば、新人なんてことは絶対にあり得ません。
後輩がたくさん出来てるはずです。
でも、わたしはダンスを15年やって、未だに半人前、というか、後輩のいない玉拾い役の雑用係だったりします。
なぜ、こんなことになっているのか? 少なくとも、ダンスの指導者たちが、「上手な人が踊るのを、下手な人が観戦する」というルールを守っていれば、今頃こんな現象は起きなかったように思います。
基本的に、発表会とかで踊りたい人、あるいは発表会で多くの人を呼ぼうとする先生方が、発表会を成功させたいと思うのであれば、もう少し新しい人を増やす努力をすべきだったと思います。
「発表会に出る人を踊らせたいがために、これから伸びるであろう若い人を排除する。「教えて欲しければ、たくさんチケットを買え! そこにいる、じいさんばあさんの踊りを見て感動できないヤツにはダンスを教えてやらねぇぞ!」みたいな方針によって、今のダンス界がどうなったか?
「上手な人が踊るのを、下手な人が観戦する」のは、ごくごく自然な現象であり
「下手な人が踊るのを、上手な人が観戦する」のは、不自然な現象である。
もしも、ダンスを指導する立場の人の多くが、このことをすっかり忘れてしまったならば、
その地域のダンス全体が、とんでもないおかしな方向に、進んでいくように思います。
発表会をやるのであれば、新人を増やす。 発表会で踊りたいなら、ダンスを始める人を集める。
そういう姿勢が、あっていいと思います。
それよりも、逆手の発想もいいかもしれない。
競技に出たこともない、おじいちゃんおばあちゃんのための、昇級なしの疑似競技会みたいなのを企画して、そのチケットを、地元のプロアマ競技選手に一人30枚づつ、強制的に売りつける。
その収益金を使って、ダンスをやったことのない若い人に無料講習会とかやると、面白いかも。
もっとも、本気でそんな行事をやりだしたら、オシマイだけどね。
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