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「ダンス教師は必要なのか?」
このテーマは、何年か前から、考え続けているテーマだったりする。
簡単な例(架空)を出して考えてみましょう。
例えば、毎週決まった時間に、そこにでもある、そのへんの団体サークルがあったとしましょうや。
で、誰かが団体サークルと同じ時間に、日本のトッププロによる無料講習会を企画したとしましょうや。
さて、団体レッスンと、トッププロによる無料講習会が重なりました。
じゃぁ、団体レッスンをすっぽかして、トッププロの無料講習会を聞きに行く人間が、どれくらいいるんだろう? これを考えてみましょう。
本当に上達したいヤツは、団体レッスンなんぞすっぽかして、トッププロのところへいくはず。でも、実際にはほとんどの人は、トッププロの講習会にはいかず、いつもの団体レッスンを選ぶことでしょう。
こういうのって、いわゆるプライオリティ(優先順位)の問題。
2つの物事が重なったとき、人はどちらを選ぶか。
ダンスを踊ってる人たちの心理を考えていくと、すごく面白いです(悔しい思いをすることも多い)
実際問題として、「集団心理」ってのは、めちゃくちゃ強いです。
いくら、ダンスに関する高度な技術を持ったプロが、それを無料(あるいは、おみやげ付き)で教えてあげるといっても、普段通っている団体サークルをさぼって、無料講習会に行こうなんてヤツはほとんど以内でしょう。 サークルの会員同士の団結力をぶち破ることは、ものすごく難しい。
トッププロのダンス教師の技術?、それなに? そんなもん、なんぼのもんじゃい!
今は、そういう時代になってる。 ダンスの高等技術など、なんの役に立たない。
「えっ、トッププロが無料レッスン。そりゃいいや!教えて欲しい」 多くの人は、そういうだろう。
でも次の瞬間、こう言うはずだ。
「あらら、団体レッスンと同じ時間だ、団体レッスンに行くからトッププロのレッスンは行けないわ!」
と。 多くの人は、いくら団体レッスンよりも高度なことを教えても、団体レッスンを優先する。
今のダンスは技術じゃない。 技術では人を動かせない!! 人が動くのは「集団心理」。
「ダンスは技術だ」と教える指導者なんて、誰もいない。プロの教師も、アマチュアの教師も同じ。
団体レッスン受けてるひとも、個人レッスンを受けてる人も、どれもこれも似たようなモノ。
所詮は、サークルなり教室なりの組織を作って、その「集団心理」が最優先になっている。
岩より堅い「集団心理」。鉄より思い「集団心理」。 空気より軽い「ダンスの技術」、豆腐よりも脆い「ダンスの技術」。
ダンス生活の中から、「ちょっとやそっとの技術で、人なんか動かせないぞ!」ということを、実際に体験した人は、どれくらいいるでしょう? そういうのを体験して、なおかつダンス教師になろうなんて思う人、いるのかな?
最近になって、教師免許を取ってる人たちって、「技術よりも集団心理を優先する世界」の恐ろしさとか、そんなのを知らないんじゃない???
多くの人の優先順位は、「集団心理>>越えられない壁>>技術」なのだけど、そういう体験をせずに教師免許をとった人は、これからの時代、うまく教えることができないだろうし、そもそも多くの人の上に立つことなど、出来ないような気がする。
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